こんにちは。スピカ行政書士オフィスの矢口佳容です。
共同ブランド「IN ALIGNMENT(インアライメント)」では、中小企業診断士の姉・ゆきこ(藤田有貴子)と、行政書士の妹・かよ(矢口佳容)が、それぞれの専門性や得意なことを持ち寄り、事業者さまを支援しています。
姉妹で仕事をしていると、
「姉妹だから、考え方や仕事の進め方も似ているのですか?」
と聞かれることがあります。
たしかに、相手の方に喜んでいただきたいという気持ちや、仕事に対する責任感など、似ているところもあります。
けれど、仕事への取り組み方や、得意な進め方はそれぞれです。
スイッチが入ると、一気に集中して進める姉。
複数の仕事を並行しながら、一定のペースで進める妹。
相手の状況を丁寧に考え、タイミングを見極める姉。
必要な確認があれば、「では、こちらから問い合わせてみますね」と動く妹。
今回は、そんな姉妹の仕事の進め方と、違う強みを持つ二人だからこそできる支援について話してみました。

姉妹で打合せをしていると、アイデアが次々に
かよ:
ねぇねと打合せをしていると、一つの話から、次々とアイデアが出てくるわね。
「こんな見せ方はどう?」
「この方法もできそう」
「こちらと組み合わせたら、もっと面白くなるかもしれない」
気がつくと、案が三つ、四つと増えていることもあるわ。
ゆきこ:
お話を伺っていると、いろいろな可能性が見えてくるのよ。
事業者さまにとっては当たり前になっていることでも、外から見ると、とても魅力的な工夫だったり、ほかにはない強みだったりするでしょう。
それを見つけると、
「もっと伝わる形にできないかしら」
「別の角度から考えたら、新しい可能性が見えるのでは」
と、いろいろ考えたくなるの。
かよ:
ねぇねは、昔からユニークな発想が得意だったものね。
何もないところに魅力を付け足すというより、すでにあるものを見つけて、少し違う角度から照らすのが上手なのだと思うわ。
ゆきこ:
そうね。
ほかの成功事例を参考にすることは大切だけれど、その方法をそのまま当てはめればよいとは限らないもの。
事業の成り立ちも、経営者の方の想いも、働いている方々も、それぞれ違うでしょう。
「一般的にはこうするものです」と型にはめるのではなく、その事業者さまがすでに持っている魅力を活かして、その方らしい事業の形を考えたいの。
かよ:
ヒアリングの中で、
「そんなことも、うちの強みになるんですね」
と言っていただくこともあるわね。
ゆきこ:
ご本人にとっては当たり前でも、外から見ると、とても大切な魅力であることは多いのよ。
まだ言葉になっていない想いや可能性を見つけて、ほかの誰にも代えられない形につなげていきたいと思っているわ。
妹は、広がったアイデアを実行できる形に整える
ゆきこ:
かよは、私がいろいろなアイデアを話している横で、必要な手続きや確認事項を整理しているわね。
かよ:
アイデアを実現するためには、
- どのような手続きが必要か
- 誰に確認する必要があるか
- どの順番で進めるか
- いつまでに何を用意するか
といった実務面も整えなければならないからね。
「この案を実現するには、どの制度を確認すればよいだろう」
「この部分は行政へ、こちらは関係する専門家へ確認しよう」
と、一つずつ具体的な行動に置き換えて考えるようにしているわ。
ゆきこ:
細かな書類や確認作業も、根気強く進めてくれるものね。
かよ:
私は、一つの作業だけに集中するというより、資料を作りながら別の連絡を返したり、回答を待つ間にほかの書類を整えたりするほうが得意みたい。
いくつかのことを並行しながら、一定のペースで前へ進めていくタイプなのだと思うわ。
プライベートでは、いつも淡々としているわけではないけれど(笑)。
集中して一気に進める姉と、並行して着実に進める妹
かよ:
仕事への集中の仕方も、私たちは違うわね。
ねぇねは仕事のスイッチが入ると、ものすごい勢いで進めるでしょう。
ゆきこ:
確かに、「今だ」と思ったら、一気に進めたいタイプね(笑)。
集中しているときはアイデアも広がるし、細部まで納得できる形に仕上げたくなるの。
その分、一つの区切りまで走り切ったら、頭を切り替える時間も大切にしているわ。
かよ:
その集中力と、完成したもののクオリティは本当にすごいと思う。
お客様からのご連絡への反応も早くて、
「もうそこまで考えていたの?」
と、私が驚くこともあるもの。
ゆきこ:
かよは、急に速度を上げるというより、複数のことを調整しながら着実に進めていくわね。
かよ:
そうね。少しずつでも、止めずに進めておきたいタイプかもしれないわ。
ただ、全体のスケジュールを見て、
「この日までに、ここまで進めておいたほうがいい」
と先を読む力は、経験豊富なねぇねのほうが優れていると思う。
ときどき声をかけてもらうことで、私も早めに連絡したり、先回りして準備したりできるのよね。
相手の状況を考える姉と、必要な道を開いていく妹
ゆきこ:
何かを確認するときも、私は相手の方の状況やタイミングが気になるの。
お忙しい時期ではないか。
どこまでご自身で進めたいと思っていらっしゃるのか。
こちらから行政や事務局へ問い合わせてもよいのか。
今お尋ねすると、ご負担にならないか。
周りの方の状況も考えながら、できるだけ先回りして準備したいと思っているわ。
かよ:
私は、少し違う角度から考えることが多いかもしれないわね。
事業者さまがお忙しくて、行政や事務局、連携する専門家への確認が必要なのであれば、
「では、こちらから問い合わせてみますね」
とご了承をいただいて、早めに確認したいタイプ。
必要な情報がそろわなければ次へ進めないのだから、まず確認して、進められる道を開いておこうと考えるの。
ゆきこ:
相手の状況やタイミングを丁寧に考える私と、必要なところへ働きかけて前へ進めるかよ。
「私はこう思うけれど、どうかしら」と、お互いに相談できるのもちょうどよいのかもしれないわね。
かよ:
そう思う。
もちろん、何でもこちらで進めてしまうのではなく、事業者さまがご自身で取り組みたいという気持ちも大切にしたい。
そのうえで、私たちが動いたほうがよい部分については、必要な方々と連携しながら、事業者さまのご負担を減らしていきたいわね。
一生懸命だから、姉妹の仕事トークが熱くなることも
かよ:
ねぇねは、一つの案件について、とても深く考えるわよね。
その分、姉妹の仕事の話では、つい熱が入ることもあるけれど(笑)。
ゆきこ:
事業者さまにとって、よりよい形にしたいと思うと、真剣になってしまうのよね。
「今、この点を確認しておいたほうがよいのでは」
「このまま進めて、本当に困らないかしら」
と、気になることも増えていくの。
かよ:
私は少し引いたところから、全体の連携を考えることが多いかもしれないわ。
事業者さまだけでなく、協力してくださる専門家の方々や、行政、事務局など、それぞれの立場や進捗も整理したい。
誰が何を確認し、次に誰へつなぐのか。
全体が無理なく動く形を考えるようにしているわ。
ゆきこ:
一つのことを深く考える私と、全体を見ながら整理するかよ。
そこも、違うからこそ補い合える部分ね。
「アイデアを出す人」と「作業をする人」ではありません
かよ:
姉がアイデアを出して、妹が言われたとおりに作業をする、という関係ではないのよね。
ゆきこ:
そうね。
かよから出た疑問によって計画を考え直すこともあるし、制度や手続きを確認した結果、別のアイデアが生まれることもあるわ。
かよ:
反対に、ねぇねが示してくれたスケジュールによって、私が今すべきことに気づくこともある。
一方通行ではなく、それぞれが考えたことを持ち寄って、何度も行き来しながら形にしていく。
それが、私たちの仕事の進め方なのだと思うわ。
それぞれの強みが重なると、アイデアは実現に近づく
ゆきこ:
私は、豊かな発想で、その事業者さまにしかない魅力や可能性を見つけたい。
かよ:
私は、そのアイデアに必要な制度や手続き、関係する方々との連携を整えて、実際に動かせる形へつなげたい。
ゆきこ:
同じ考え方や進め方ではないからこそ、どちらか一人では気づかなかったことが見えてくるのよね。
かよ:
性格も、得意なことも、仕事の進め方もそれぞれ。
だからこそ、お互いに足りないところを補い、支え合いながら、事業者さまにとってよりよい形を一緒に考えることができます。
姉の発想力は、私には代わることのできないものです。
そして私も、制度や実務、関係する方々との連携を整えることで、姉のアイデアを現実の一歩へつなげていきたいと思っています。
違う強みが重なると、アイデアは実現に近づく。
IN ALIGNMENTは、中小企業診断士と行政書士が、それぞれの専門性と個性を持ち寄り、事業者さまの想いを実行できる形へ整える姉妹の共同ブランドです。
IN ALIGNMENT
想い・事業・制度を、ひとつの設計図に。
中小企業診断士・藤田有貴子
行政書士・矢口佳容

